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小さい水槽ほど管理は大変なのになぁ

ちょっと古いニュースなんですけれど、コネタの関連ニュースの中で目に留まったもんで。

リンク: 光を与えるだけ、ガラスのなかのミニ地球 | エキサイトニュース.

エサも与えず、光を与えるだけで生物は飼えるのか?——答えはイエス。それが「BEACH WORLD(ビーチワールド)」だ。

BEACH WORLDとは、小エビ、藻、バクテリアなどが入ったガラスの球体。光合成と食物連鎖という地球のライフサイクルによって生命が維持されるので、光を与えるだけでOK。もちろんエサもいらないし、水も換える必要もない。藻を食べるエビ、クルクルと回って遊んでいるエビ、サンゴでひと休みするエビ……見ているだけで和むガラスのなかの世界。見た目もかわいらしく、インテリアとしてもお洒落だ。(後略)

この記事にはかなりトラックバックも入っていまして、それを読んでいて気になったんですが。
「エサもいらないし、水も換える必要もない」=「メンテナンスフリー」だとか「小さいサイズ」=「手頃」だと思っている人が多いんだなぁ、と。

…甘い。

熱帯魚を飼育した経験のある人なら分かると思うけれど、実は、水槽は大きい方が生き物は飼いやすいんですよ。
一番の問題は水温です。
風呂の水よりコップの水の方が冷めやすいのと一緒で、小さな水槽だと外気温に大きく影響されてしまう。
水の生き物は、陸の生物よりも温度差に敏感なものが多いんでね。

ビーチワールドの場合、公式サイトを見ると水温を13℃から27℃くらいの温度で維持しなくちゃいけないみたいです。
今年のような35度以上の猛暑日が続く夏に、これを維持するのがどれほど大変なことか。
光は必要なんですよ。
室内では光量が足りないから光を当てつつ、しかも温度が上がらないように維持しなきゃいけないんですよ。
直射日光が厳禁なのは当然だが、蛍光灯でもやはり熱は出るからね。

私は、60cm水槽(容量は約60L)で熱帯魚を飼育していたことがありますけれど、夏は、本当に大変でした。
外出する時もエアコンをギンギンにかけっぱなしにしたり(エコはどこへ)、旅行に行く時は専用ファンをつけたり、本当はまずいんだけど、温まりすぎた時はビニール袋に氷を入れて浮かべるなんてこともしましたし。

なんか、エキサイトの記事では注意事項として衝撃のことしか書いていないので、皆さん、温度のことには思い至らないようなんですけれど、公式サイトの方にはまず1番目に温度の維持に注意するように書いてありますよ。
いや、実際、本当に大変なんだから。

この商品自体はとても面白いと思います。私も欲しいくらいだ。
でも、これは「手軽に」地球のミニチュアを楽しむというモノではなくて、閉鎖系の生態系を維持するのがどれほど大変かを身を以て体験してもらおう、でもって、地球環境も身近に考えてもらおう、というコンセプトの商品じゃないのかなぁ。

「インテリア」ねぇ…。
ま、それもいいですけれど、置く場所はかなり限定されるぞ。
静かな温度差の少ない場所に置いてやってよね。冬場対策のヒーターや光量が足りない場合はライトもちゃんと用意してよね。相手は生き物なんだから。

なお、現在ビーチワールドは品切れのようです。

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