蓮を見にお散歩
ところで、蓮の花が咲くときにポンと音がするといわれているそうですね。
江戸時代から俳句など文学の世界ではなじみの話らしいです。
静けき朝音たてて白き蓮花のさくきぬ(石川啄木)
蓮開く音聞く人か朝まだき(正岡子規)
朝風にぱくりぱくりと蓮開く(同上)
私が知ったのは インドを舞台にした「蒼のマハラジャ」という少女マンガからだったんですけれど…(汗)
そのマンガにあるように「ポン」とはじけるように開花するとずっと思っていまして、何度か「開花の瞬間」をとらえようと通ったこともあったんですよ〜。
で、実際はどうなのかといえば、外側から1枚ずつゆっくりと開いていくので音はしない、というのが正しいようです。
大賀ハスで有名な大賀一郎博士は、ハスの花を観賞するときの心得として「音の有る無しよりも,花そのものの清楚を賞すべきである」とおっしゃっていたそうですよ。
分倍河原駅 街はぴ 大賀ハス「蓮を観る会」
(8/1追記)咲きかけのつぼみはこんな感じ。

確かに、外側からゆっくりほぐれている様子ですね。
とはいえ、啄木や子規の句の文学的表現としての美しさは損なわれるものではないです。
蓮の開花音というのは、朝の静かさを引き立てる比喩として、親しまれてきたのかもしれません。
ちょっと懐かしかったので、マンガもご紹介。
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